3月の平均客室利用率83.3% 北陸は88% 新幹線開業が押し上げ
2024.04.22 00:00
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全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの3月の平均客室利用率は、前年同月を0.8ポイント下回る83.3%となった(速報値)。利用率そのものは年初から緩やかな上昇傾向にあるが、前年比では2カ月ぶりのマイナス成長。
全国10地域のうち、7地域で減少した。一方で、関東・東海・北陸・近畿の4地域が80%台だった。中でも、3月16日に北陸新幹線の金沢/敦賀間が開業した北陸エリアは88.0 % となり、関東の89.2%に次ぐ高稼働。伸び率は地域別で最大の4.7ポイントとなった。
訪日外国人の宿泊需要が高い2大都市圏を見ると、東京都が91.0%。コロナ禍前の19年実績と並び、需要回復を印象付けた。大阪府も86.0%と好調に推移している。
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