3月の平均客室利用率83.3% 北陸は88% 新幹線開業が押し上げ
2024.04.22 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/0429_P05-02-1-1024x952.jpg)
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの3月の平均客室利用率は、前年同月を0.8ポイント下回る83.3%となった(速報値)。利用率そのものは年初から緩やかな上昇傾向にあるが、前年比では2カ月ぶりのマイナス成長。
全国10地域のうち、7地域で減少した。一方で、関東・東海・北陸・近畿の4地域が80%台だった。中でも、3月16日に北陸新幹線の金沢/敦賀間が開業した北陸エリアは88.0 % となり、関東の89.2%に次ぐ高稼働。伸び率は地域別で最大の4.7ポイントとなった。
訪日外国人の宿泊需要が高い2大都市圏を見ると、東京都が91.0%。コロナ禍前の19年実績と並び、需要回復を印象付けた。大阪府も86.0%と好調に推移している。
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く