免税売上高比率、初の1割超え 百貨店の2月実績 春節効果も
2024.04.15 00:00
日本百貨店協会によると、加盟する87店舗の2月の訪日外国人免税売上高は前年同月比171.5 % 増の約469億9000万円となった。円安の追い風が吹くなか、中華圏の春節休暇の影響もあり、14年10月の調査開始以来、過去2番目に高い数値。全体に占める割合は10.9%と初めて1割を超えた。
購買客数は161.8%増の約41万9000人。漸減傾向が続いていた1人当たりの購買単価は3.7%増の約11万2000円とプラスに転じた。
費目別では、一般物品の売上高が168.1%増の約410億8000万円。ラグジュアリーブランドなど高額品の販売が好調だった。化粧品・食料品など消耗品も197.6%増と高い伸びで、約59億1000万円となった。
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