ウポポイが冬の教育旅行開発へ 探究型プログラムで主体的な気づき
2024.04.15 00:00
北海道白老町にあるアイヌ文化発信拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」は、今冬に実施予定の探究型教育旅行プログラムの開発に取り組んでいる。生徒に主体的な気づきを与え、アップデートできる研修旅行がコンセプト。
国立アイヌ民族博物館や国立民族共生公園を拠点に登別・洞爺エリアを巡り、自然環境が地域やアイヌ文化とどうつながっているかを実際に巡って学ぶ。ウポポイ職員らとの交流や体験から、街づくりや多文化共生について深く考えることができるプログラムを目指す。
事前・現地・事後学習で深い学びを支援する探究ワークブックや指導マニュアルも作成予定。本格的な実施に向け、道内外の生徒を対象にモニターツアーを行い、内容を磨き上げていく。
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