エールフランス、パリ線さらに強化 羽田から最大週17便に
2024.04.01 00:00
エールフランス(AF)は今夏期スケジュールで羽田/パリ線をさらに強化する。これまでの週14便(1日2便)に加えて、9~10月は最大で週17便(1日最大3便)に増やす。羽田発夜便はファーストクラスのラ・プルミエールを搭載したB777-300ER 型で運航する。ボリス・ダルソー日本支社長が3月22日に会見し、事業方針を示した。
エア・カレドニア・インターナショナル(SB)のヌメア線と接続する成田線は週3便の運航を継続。関西線は冬期スケジュールで週3便から週5便に増便。デイリー運航していた19年レベルに段階的に便数を戻す。
7月26日から開催されるパリ五輪にはオフィシャルパートナーとして参画する。世界中から観客をスムーズに迎えるため、空港スタッフの増員、バゲッジドロップの増設など施設改善、増便などの対応を行う。
二酸化炭素(CO2)排出量の削減も積極的に進め、30年までに19年比で30%削減を目標にしている。排出量が少ないA220型やA350型への機材更新、地上走行は1つのエンジンで行うなど操縦時の工夫、SAF(持続可能な航空燃料)の導入拡大に取り組んでいる。パリからフランス国内とブリュッセルへの乗り継ぎに鉄道利用を選べるサービスも提供している。
カテゴリ#海外旅行#新着記事
-
?>
-
JTBのNDC利用、狙いは価格訴求力 「料金メリット大きい」 シンガポールから拡大へ
?>
-
シンガポール政府観光局が開局60周年 観光の目玉続々オープンで誘致に拍車
?>
-
米首都ワシントン、日本人渡航者増へ意欲 ミッション来日で旅行業界に訴求
?>
-
旅費高騰の修学旅行、方面や時期見直し意向が顕著 泊数減も検討課題
?>
-
デジタルIDで完結の旅「現実に移行」 IATA、成田/香港線で実証に成功
?>
-
ドイツ観光局、25年の日本市場の回復8割と予測 円高が前提
?>
-
先住民族観光、経済効果670億ドル 背景に本物志向 伝統文化・言語の保全に貢献
?>
-
ピーチ、弾丸運賃で海外旅行後押し 台北に滞在25時間など
キーワード#海外旅行#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
城崎温泉街をWHILLで移動 高齢化に対応 でこぼこ道も観光しやすく
-
COP初、観光業の気候対策宣言で歴史的節目 課題は行動 日本の出遅れ感指摘する声も
-
JTBの中間期、増収減益 非旅行事業の減少響く
-
交通空白地解消へ官民連携基盤 自治体・交通事業者と支援企業をマッチング
-
廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
-
新千歳も外国人入国者プラスに 主要空港の8月実績 韓国けん引
-
リゾートトラストと三菱商事、医療観光で合弁事業を検討
-
沖縄県の宿泊税、都道府県で初の定率制に 26年度から2%で導入へ
-
AI浸透で観光産業に3つの変革 企業関係管理でパーソナル化 流通は直取引に
-
福島・浪江で町の未来考える謎解き企画 異彩作家と連携