主要旅行業者の12月取扱額、海外の回復逆戻り 国内・訪日は9割台に
2024.03.11 00:00
観光庁がまとめた12月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比22.7%減の2923億7378万円となった。国内旅行と訪日旅行がともに6.3%減とコロナ禍前の9割台に戻ったのに対し、海外旅行は45.8%減と減少幅が11月から8.9ポイント悪化した。募集型企画旅行は71.7%減で0.7ポイントの悪化にとどまったが、低迷が続いている。
企業別で総取扱額が19年同月を超えたのは、東武トップツアーズ、郵船トラベル、ウィラー、ケイライントラベル、菱和ダイヤモンドサービス、三越伊勢丹ニッコウトラベルの6社。最も伸びが大きかったのはウィラー(18.8%増)で外国人旅行が2倍となり貢献した。三越伊勢丹(17.5%増)がこれに続き、海外・訪日・国内の3分野でプラスだった。
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