福井県三國湊に分散型ホテル開業 北陸新幹線延伸でエリア活性化へ
2024.02.26 00:00
江戸から明治時代に「北前船」の寄港地として栄えた福井県三國湊エリアに、まち全体をオーベルジュに見立てた分散型ホテルが開業した。NTT 西日本が中心となり、住友林業や福井銀行、地元企業などが連携したプロジェクト。北陸新幹線金沢/敦賀間の延伸開業を機にエリアの活性化を目指す。
「オーベルジュほまち三國湊」は、NTT局舎をフロントに活用し、500m以内に宿泊棟9棟16室(開業時)を整備。客室インテリアは北陸最大の祭りの1つである三国祭や、湯屋、武道、花街などをイメージした異なる世界観を表した。地域の暮らしや文化、歴史をそれぞれ違った角度から体験できる。
仏料理の吉野健氏がプロデュースするレストラン棟では、地元の食材を生かした料理を提供。旅行子会社を通じて福井銀行がアクティビティーを開発し、経験豊富な地元ガイドによるまち歩き体験ツアーも用意している。
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