主要旅行業者の海外旅行取扱額、63%に回復 募集型は3割に届かず低迷
2024.02.12 00:00
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観光庁がまとめた11月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比23.7%減の3372億443万円となった。取り扱い規模の大きい国内旅行が15.7%減の2182億6001万円と減少幅が10月から拡大し、全体の回復率が低下した。外国人旅行も同様の傾向で23.7%減の184億7909万円。
一方、唯一上向いたのが海外旅行で36.9%減の1004億6533万円。ただ、募集型企画旅行だけで見た場合は71.0%減。国内・外国人旅行も募集型は回復が遅いが、海外旅行は低迷ぶりが顕著だ。
企業別で総取扱額が19年同月を超えたのは、郵船トラベル、ウィラー、ケイライントラベル、富士急トラベルの4社のみ。このうち郵船は海外旅行が24.3%増となり、回復をけん引した。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の10月取扱額、国内9割台に回復 外国人旅行も改善 海外やや後退
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