キャンピングカーの販売好調 8割が旅行で使用 23年は過去最高額
2024.02.12 00:00

日本RV協会の調査によると、キャンピングカーの販売が好調に伸びている。23年の売上総額は、新車・中古車の合計で過去最高の1054.5億円(前年比38.3%増)となった。保有台数も増え続けており、23年は前年より1万台増えて15万5000台。さまざまな車両タイプの流通に加えて、移動手段としてだけでなく、新しいレジャーの形、災害時の住居、テレワークができるオフィスとしての利用など、多岐にわたる活用方法への関心が高まっている。
ユーザーが感じるキャンピングカーの一番の魅力は、時間を気にせず出かけられること。宿泊施設や交通機関のタイムスケジュールに左右されることなく自由に行動できることが大きなメリットとなっている。
約8割の人は旅行で使用している。平均的な旅行日数は2泊3日以上が7割を占めた。時間を自由に使えるキャンピングカーだからこそ、金曜の仕事終わりにすぐに出発して車内で2泊することもでき、多くの人が長期の旅行に利用しているという。
【あわせて読みたい】年間平均キャンプ泊数、過去最高の7.2泊 平日人気急騰 より身近なレジャーに キャンプブームを生かす 市場育成と地域活性化に向けて
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
-
?>
-
サステナビリティー重視度、日本はアジアの平均以下 アゴダ調査 廃棄物削減は実践
?>
-
ホテル開発投資、東京が人気トップ 需要回復と宿泊料上昇で CBRE調査
?>
-
持続可能な旅、消費者は言行不一致 WTTC調査 7つの対処法を提言
?>
-
訪日中国人、FIT化で高速バス利用増 ウィラーの春節期間11倍
?>
-
自治体公式観光サイトの閲覧数順調 トップ3は三重・新潟・岡山
?>
-
関東運輸局、江戸街道プロジェクトを推進 統一テーマでブランディング
?>
-
世界の観光都市、東京が初の3位 MICE開催地として人気上昇 ユーロモニター調査
?>
-
日本インバウンド連合会、「ループバウンド」を提唱 広義のインとアウト循環
アクセスランキング
Ranking
-
台湾、25年も日本から積極誘客 東京事務所所長の交代も発表
-
千代田区、蔦重で観光客増へ 大河ドラマにあやかりプロモーション
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
-
感謝の継承
-
観光支援策の課題と展望 会計検査院報告を読み解く
-
桜シーズンの訪日需要が過去最高 アダラ調査 大津など地方のホテル予約急増
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
-
長崎港、英語ガイドを育成 県内在住24人がクルーズ客案内
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現