2024年1月1・8日号>1300万人時代の海外旅行 渡航自由化60周年のリスタート
2023.12.31 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/TJ240101.jpg)
海外旅行が庶民には手が届かないものになっています。日本の賃金水準は世界的にも低く抑えられ、拡大する収入格差に社会保障費や物価の上昇、終わりの見えない円安など、消費項目の優先順位から海外旅行の存在感はますます遠のきそうな状況。19年比6割のラインをなかなか超えられない市場の現実はしばらく海外旅行1300万人時代で足踏みする可能性すら示唆するようです。1964年4月の渡航自由化から間もなく60周年。新春特集は還暦を迎えリスタートの年となる海外旅行の考察です。
【特集】
*1300万人時代の海外旅行
渡航自由化60周年のリスタート
海外旅行の需要回復が遅れ、23年は1000万人割れが濃厚だ。24年も1300万人前後にとどまる可能性は高い。今年、海外渡航自由化60周年を迎える海外旅行ビジネスは、リスタートに向けた正念場を迎える。
▽2024年海外旅行リスタートの年
▽1300万人市場攻略の鍵
松田久一(ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長)
森戸香奈子(リクルートじゃらんリサーチセンター主席研究員)
黒須宏志(JTB総合研究所フェロー)
▽1300万人時代へのエール
山田静(編集者/旅館京町家楽遊マネージャー/ひとり旅活性化委員会主宰)
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コラム
*視座 柴崎聡(グローバルユースビューロー代表取締役社長)
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