百貨店の免税売り上げ、最高額を更新 10月383億円 コロナ前の1.5倍に
2023.12.11 00:00

日本百貨店協会によると、加盟する88店舗の10月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比178.9%増の約383億8000万円となった。19年同月比では49.7%増と4カ月連続でコロナ前の実績を上回り、調査を開始した14年10月以来の最高額を更新した。
1人当たりの購買単価は約10万4000円で横ばいの状況が続く。ただ10月は中国の国慶節・中秋節休暇もあり、購買客が前年同月比406.5%増の約36万人となった。
売上高を品目別に見ると、一般物品が171.9%増の約337億1000万円。ラグジュアリーブランドなど高額商品の売れ行きが好調という。化粧品や食品など消耗品は242.7%増とさらに伸びが大きいが、約46億7000万円だった。
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