主要旅行業者の9月取扱額、国内はコロナ前の8割 海外6割で募集型は3割満たず
2023.12.04 00:00
観光庁がまとめた9月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比26.9%減の3160億1587万円となった。国内旅行の回復がけん引し、台風の影響で落ち込みが目立った8月から減少幅が7.3ポイント改善した。
国内旅行は17.5%減の1949億1847万円で、コロナ禍前の8割の水準。外国人旅行も20.9%減の177億3233万円とおよそ8割に回復した。海外旅行は40.4%減の1033億6506万円とほぼ6割まで戻した。ただ、募集型企画旅行に限ると回復は3割に満たず、取扱人数は約2割といった状況だ。
企業別では、東武トップツアーズ、ウィラー、ケイライントラベル、菱和ダイヤモンド航空サービス、富士急トラベルの5社が19年同月を上回った。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の8月取扱額、回復率が鈍化 天候響き国内10ポイント減
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#主要旅行業者#新着記事
キーワード#取扱額#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
メタバース空間に鳥取県 砂丘や神崎神社など舞台 魅力に触れる体験で訪問意向醸成
-
JTBのNDC利用、狙いは価格訴求力 「料金メリット大きい」 シンガポールから拡大へ
-
次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは
-
次の成長へ「住むNIPPONIA」 NOTEが構想 居住から入るまちづくり
-
中部空港の中間期、2期連続黒字 通期純利益は19年度超え予想
-
10月の客室利用率、関東91% 国慶節やイベント需要が押し上げ
-
学び旅ガイド2025 教育旅行最新事情と修学旅行データ
-
アニメ以外でも聖地巡礼 じゃらん調査 実写ドラマや大河も
-
日産、今度はアドベンチャーツーリズム 外遊びで子供に学び 全国28カ所で体験案内
-
『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』 いい子の扱いに戸惑った時の処方箋