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9月の客室利用率79.9％　ANHA調査　東京好調の一方で6地域が減少

2023.10.23 00:00

　全日本ホテル連盟（ANHA）に加盟する123ホテルの9月の平均客室利用率は、前年同月比5.2ポイント増の79.9％となった（速報値）。ただ、関東など一部地域に引っ張られた格好で、全国10地域中6地域が前年を下回った。8月の実績値に比べると0.5ポイント減。

　最も利用率が高かったのはハイシーズンの北海道で88.8％。これに関東（85.0％）が続き、同2地域が80％台と好調だった。特に関東は東京都が15.4ポイント増の86.3％とけん引した。旺盛な訪日需要が押し上げ要因となった。次いで東北と東海が79.1％。東海は鈴鹿サーキットで開催されたF1グランプリによる特需も影響したようだ。

　なお、中国と四国の利用率の低さは調査回答数の少なさに起因している。

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