山梨の公道で自動EVバス実証運行 観光の2次交通へ 回遊性向上に期待
2023.10.23 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/10/bee0bc165f8a20f6e93e6e1dd1d1516a.jpg)
山梨県富士吉田市、富士急行、富士急バス、ソフトバンク傘下のBOLDLYは、市内の公道「富士みち」で県内初となる自動運転EVバスの実証運行を11月10日まで実施する。山梨大学や富士吉田商工会議所など8団体と共同で取り組む。
実証ルートは、富士急行線下吉田駅から世界文化遺産「富士山」の構成資産の1つである旧外川家住宅までの約2.1㎞。1日6往復12便運行し、乗降場所を12カ所設けた。
富士みち周辺は観光施設や商店街などが集積する市の中心エリア。自動運転EVバスの運行は訪日観光の2次交通手段として、回遊性向上や地域経済への波及効果も期待されている。
遠隔監視員と乗務員(オペレーター)を配置した自動運転レベル2で行い、25年度のレベル4(自動運転移動サービス)を目指す。また、市民の乗車予約にLINEを活用するなど、デジタル技術の活用や特典の検証を行う。
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