8月の百貨店外客売上3.4倍 コロナ前超え 伸び率さらに拡大
2023.10.16 00:00
日本百貨店協会によると、協会に加盟する88店舗の8月の訪日外国人免税売上高は前年同月比244.4%増の約317億9000万円となった。コロナ禍前の19年同月に比べると24.1%増で、伸び率は7月から12.7ポイントも上昇した。協会によると、都市だけでなく地方の百貨店も売り上げが伸びているという。
品目別に見ると、ブランド品など一般物品が222.1%増の約272億3000万円、化粧品など消耗品は486.0%増の約45億6000万円。消耗品の割合は14.4%。4割を占め一般物品に迫る勢いだったコロナ前に比べると、まだ少ない。
購買客数は1042.3%増の約31万人。1人当たりの購買単価は約10万1000円で、前年同月に比べて69.8%減だが、10万円台に回復した。
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