主要旅行業者の7月総取扱額、19年同月比3割減 プラスは7社に拡大
2023.10.09 00:00
観光庁がまとめた7月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比29.4%減の2892億2014万円となった。マイナス幅は6月から0.4ポイント拡大した。
海外旅行は48.1%減の857億2117万円。他の旅行分野に比べ回復の遅さは変わらないが、6月から落ち込みが5.6ポイント改善した。外国人旅行は14.4%減の154億8063万円で同4.7ポイントの改善。国内旅行は17.0%減の1880億1833万円で5.4ポイント悪化した。
19年を上回った企業は7社に増えた。富士急トラベル、ケイライントラベル、ウィラーが6月に続きプラス。郵船トラベル(2.8%増)、エスティーエートラベル(3.7%増)、菱和ダイヤモンド航空サービス(1.4%増)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(17.8%増)が加わった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の6月取扱額29%減 回復率ほぼ横ばい 4社が19年超え
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