Z世代女子の旅行先検索、インスタが67% グーグルに次いで高く
2023.09.25 00:00
リクルートじゃらんリサーチセンターと駒沢女子大学が実施した、Z世代女子が旅マエに利用するメディア調査で、旅行関連の情報を目にするのはインスタグラムがトップで73.0%となった。2位TikTokの39.7%、3位テレビの36.5%を大きく引き離した。普段何げない情報に触れるメディアでもインスタグラムが81.0%と最多で、2位はツイッターとユーチューブが69.8%で並んだ。
友人との旅行先を検討する際に最も重視しているのは予算で81.0%、次いでアクセスの良さと宿泊施設の良さが50.8%で並んだ。
旅行先の検索方法ではグーグルが79.4%と最も高く、次いでインスタグラムが66.7%。旅行関連のブログ記事(36.5%)など3位以下に差を付けた。なお、ユーチューブは15.9%、旅行関連の雑誌は9.5%だった。
調査は22年12月~23年1月、駒沢女子大学人間総合学群の1 ~4年生(18~22歳)63人を対象に実施した。直近1年間の旅行回数(日帰り除く)は、旅行していないが30.2%と最も高く、次いで1回と2回がそれぞれ19.0%だった。自分で旅行を予約した回数(同)は1回と旅行していないが36.5%と高かったが、コロナの影響で実施率が低かった可能性もある。
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