8月の客室利用率80.7% お盆に台風直撃も全国的に高稼働
2023.09.25 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する124ホテルの8月の平均客室利用率は、前年同月比6.2ポイント増の80.7%となった(速報値)。ANHAによると、夏休みに伴い国内旅行需要が高まり、スポーツ大会や花火大会などプラス要素が多かった。
7月の実績値より2.7ポイントの増加。ただし、高稼働が見込めるお盆に台風が直撃し、キャンセルが発生するなど影響も少なくなかった。
全国10地域のうち、6地域が80%台、3地域が70%台と全国的に高かった。トップはハイシーズンの北海道で89.4%。四国は例外的に30%台と低いが、調査回答数の少なさに起因する。伸び率では、訪日需要の拡大を背景に関東が前年同月比10.3ポイント増と最大となった。
【あわせて読みたい】7月の客室利用率77.5% 例年より低調 全国旅行支援終了で鈍化
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に
?>
-
主要旅行業者の7月取扱額、海外旅行やや回復も法人中心 19年比プラスは7社
?>
-
4空港が外客数で好調維持 6月実績 日本人出国者は6空港で減少幅拡大
?>
-
8月の客室利用率、微増の81% 東高西低 南海トラフ臨時情報響く
?>
-
免税売上高、すでに23年超え 1~7月で過去最多に 単価上昇
?>
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
?>
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
?>
-
7月のホテル客室利用率81% 夏季イベントで好調も複数のキャンセル要因
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
江ノ電に高雄メトロ号 日台観光電車プロジェクト 菓子メーカーが仕掛け人
-
水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
-
日米観光交流年で旅行企画コンテスト、父と息子の宇宙旅が大賞 シンポジウムで需要回復議論も
-
観光庁、候補DMO制度を廃止へ 登録要件厳格化で 25年4月にガイドライン
-
韓国パラダイスシティ、日本からのMICE誘致に注力 初のイベントで訴求
-
専門家・実践者が語る文化観光が目指す未来
-
クールジャパン再起動 崖っぷちからの脱出
-
主要旅行業者の7月取扱額、海外旅行やや回復も法人中心 19年比プラスは7社
-
変革迫られる観光、次世代が鍵 観光立国リーダーらの認識一致
-
観光の限界点のその先に