7月の百貨店外客売上高313億円、初のコロナ前超え 2桁増の急回復
2023.09.18 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/09/0925_P05-02-1-1024x952.jpg)
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の7月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比206.6%増の約313億円となり、コロナ禍が始まった20年2月以降の最高額を更新した。19年同月比でも11.4%増となり、コロナ前の実績を大きく超えて急回復している。購買客数は約11倍の約32万人。
売上高を品目別に見ると、ラグジュアリーブランドなど一般物品が187.9%増の約272億5000万円。化粧品・食品など消耗品は444.3%増の約40億5000万円だった。
1人当たりの購買単価は72.3%減の約9万7000円。レジャー目的客の回復に伴い消耗品の伸びが大きく、ビジネス客や留学生に入国が限られていたコロナ禍中に比べ、単価減少が続いている。
【あわせて読みたい】6月の百貨店外客売上高、コロナ前水準にほぼ回復 客数16倍に増加
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#インバウンド#新着記事
キーワード#訪日外国人消費#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く