主要旅行業者の6月取扱額29%減 回復率ほぼ横ばい 4社が19年超え
2023.09.11 00:00
観光庁がまとめた6月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比29.0%減の2838億3350万円となった。回復率は5月から3.2ポイント改善した。
国内旅行は11.6%減の1937億7727万円、海外旅行は53.7%減の747億3454万円となり、日本人の旅行は5月ほど回復率が大きくないものの徐々に改善している。外国人旅行は19.1%減の153億2168万円で、マイナス幅が5月からやや膨らんだ。
企業別では、ケイライントラベル(49.1%増)、富士急トラベル(31.0%増)、ウィラー(15.7%増)、東武トップツアーズ(2.3%増)の4社が19年同月を上回った。いずれも国内旅行の伸びに下支えされているが、ケイラインと富士急は海外旅行もプラスとなった。
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