7月の客室利用率77.5% 例年より低調 全国旅行支援終了で鈍化
2023.08.28 00:00
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全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する124ホテルの7月の平均客室利用率は、前年同月比5.8ポイント増の77.5%となった(速報値)。ただし、6月の実績値に比べると1.9ポイント減。ANHAによると、7月は通常、6月より稼働が上昇するというが、今年は市場の動きが鈍かったようだ。
大きな要因となったのは全国旅行支援の終了。また、清掃員の不足からすべての客室を販売できない施設が多数あることも影響した。
全国10地域のうち、最も利用率が高かったのは、夏の観光シーズンを迎えた北海道(88.2%)。訪日客需要が高い関東(80.4%)と近畿(78.2%)が続いた。近畿は大阪府が前年同期比18.8ポイント増の78.6%とけん引した。
【あわせて読みたい】6月の客室利用率78.7% 関東2桁増 訪日とTDL効果
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