大分県が総合満足度1位 じゃらん都道府県魅力度ランキング
2023.07.24 00:00
じゃらんリサーチセンターによる宿泊旅行に関する都道府県魅力度ランキング調査で、大分県が総合満足度と魅力的な宿泊施設が多かった点で1位となった。22年度(22年4月~23年3月)中に国内宿泊旅行(出張・帰省・修学旅行など除く)をした人のうち、約1万6000人から回答を得た。
総合満足度では前年度の10位から大きくランクアップした。コロナ禍を経てアクティブな旅の需要が戻るなか、温泉を軸にしながらも、まち歩きコンテンツを多く擁する点が評価された。2位は鹿児島県、3位は北海道で、九州2県が上位を席巻した。
魅力的な宿泊施設が多かった点で大分県は2年連続12回目の1位を獲得。2位沖縄県、3位群馬県も21年度と同じ順位を維持した。
地元ならではのおいしい食べ物が多かったランキングでは、石川県が2年ぶりに1位に返り咲き。2位北海道、3位富山県と、海鮮系イメージの強い3道県がベスト3となった。
魅力ある特産品や土産物が多かったランキングでは、北海道が調査開始以来初の1位に。海産物や菓子類などバラエティーの豊富さが人気の要因。2位は沖縄県、3位は石川県だった。
森戸香奈子主席研究員はグルメランキングの変化を指摘。「数年前に見られた一点集中型のマーケティングから、地域のカルチャーが感じられるブランド力が求められている」という。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
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