5月の客室利用率77.6% 5地域でマイナス 期待に反し振るわず
2023.06.26 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する115ホテルの5月の平均客室利用率は、前年同月を6.4ポイント上回る77.6%となった(速報値)。新型コロナウイルス感染症が5月8日から5類に引き下げられ、ゴールデンウイーク(GW)も行動制限がなかったが、全国10地域のうち半数が前年同月を割り込んだ。
ANHAによると、GWは高稼働となった3~4日を除き、集客が振るわなかったとの報告が多く寄せられた。人混みを避けたり、料金高騰への懸念が影響したようだ。エリアによって全国旅行支援が終了したことも響いたと見ている。
利用率で上位3地域の北陸(81.2%)、関東(80.0%)、近畿(78.5%)はいずれもプラス成長。関東と近畿は約10ポイント増で訪日需要が寄与した。
【あわせて読みたい】4月の客室利用率78.2% 半数地域が減少 割引終了など影響
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