4月の百貨店外客売上高、前年比3倍の206億円 20万人突破も単価10万円切る
2023.06.19 00:00
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の4月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比209.9%増の約206億5000万円となった。コロナ禍前の19年同月比では40.0%減。購買客数が約16倍の約22万人となり、20年2月以降、初めて20万人を回復した。
売上高を品目別に見ると、ハイエンドブランドなど一般物品が200.6%増の約180億9000万円、化粧品・食品など消耗品は296.8%増の約25億6000万円。観光客が戻るにつれて消耗品の回復が進み、売上高全体に占める比率は12.4%に上昇した。
ただし、1人当たりの購買単価は80.8%減の約9万1000円だった。漸減傾向が続いていたが、ついに10万円を割り込んだ。
【あわせて読みたい】3月の百貨店外客売上高4.2倍 19年の6割水準に回復 客数21倍
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