4月の客室利用率78.2% 半数地域が減少 割引終了など影響
2023.05.29 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/0605_P05-02-1-1024x952.jpg)
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する123ホテルの4月の平均客室利用率は、前年同月を6.8ポイント上回る78.2%となった(速報値)。19年以来の80%台を回復した3月から5.9ポイント低下した。実績値で80%に乗る可能性はあるが、全10地域の半数が前年を下回った。
ANHAは、全国旅行支援の予算満了に伴い割引施策が終了したエリアがあることや、コロナ療養施設のホテルが通常営業を再開した影響があるとしている。
プラスとなったのは、関東、甲信越、東海、北陸、近畿。東京都が86.5%と高稼働の関東は、訪日客に加え、新入社員研修や東京ディズニーランド40周年などが押し上げ要因となったようだ。
なお、低稼働の北海道、中国、四国は回答数の少なさなどが影響している。
【あわせて読みたい】3月の客室利用率82.3% 19年以来の高水準 関東は単価上昇
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