名古屋市で電動キックボードの環境整備進む 7月の解禁見据え
2023.05.29 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/05/0605_P07-01.jpg)
名古屋市内で電動キックボードの導入に向けた基盤整備が進んでいる。7月の道路交通法改正を視野に、4月から実証実験を行ってきたのはシェアリングサービスの「Su_i(スーイ)」。名古屋で19年に創業し、自動車産業向けソフトウェア開発を行うクリスタルの新規事業。利用者の利便性向上はもちろん、移動自体に楽しさを提供したい考え。
サービスと同名のスマートフォンアプリをダウンロードし、必要情報を登録。最寄りや目的地のポート(駐輪スペース)の検索やロック解除などができる。初乗り10分185円、以降1分15円。
展開エリアは名古屋駅から久屋大通公園を中心に観光名所もカバーし、順次拡大する。一定条件下で運転免許なしでの公道走行を認める道路交通法改正に伴い、7月からは110台の電動キックボードを配備。安全講習会も実施する予定だ。既存の公共交通を補完する役割も担い、地域の観光促進を目指す。
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