商船三井クルーズに社名変更 新船追加で事業拡大 第二の創業へ
2023.05.22 00:00
商船三井客船は社名を商船三井クルーズに変更し、本社を東京都港区赤坂から虎ノ門に移転する。いずれも8月1日付。同社は1884年創業の大阪商船をルーツに持つ商船三井グループの客船事業を担ってきた。商船三井が新造船2隻を含む追加フリートへの大型投資を行い、成長分野と位置付けるクルーズ事業の拡大にかじを切ったため、この機を第二の創業と捉え社名を改める。
商船三井は米シーボーンクルーズから3万2477トンの高級船「シーボーンオデッセイ」を購入。今後1年半はシーボーンクルーズがサービスを継続し、その後改装して24年末をめどに商船三井クルーズの船として本格デビューする。また、新たに2隻の600人乗り規模のクルーズ船の建造を発表している。
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