主要旅行業者の2月取扱額39%減 19年比 国内・海外旅行が改善 募集型は低迷脱せず
2023.05.15 00:00
観光庁がまとめた2月の主要旅行業者43社の総取扱額は19年同月比38.6%減の2255億3338万円となった。国内旅行と海外旅行が1月に比べて落ち込み幅が縮小した。特に全国旅行支援の恩恵を受ける国内旅行は10.1ポイントと大きく改善。海外旅行は7.3ポイントの改善だが、募集型企画旅行は90.3%減で取扱人数も94.4%減と大幅な低迷から抜け出せていない。一方、外国人旅行は45.3%減で中華圏の旧正月休暇のあった1月からやや悪化した。
企業別で総取扱額が19年同月を上回ったのは、富士急トラベル(3.4%増)、東武トップツアーズ(0.5%増)、エスティーエートラベル(0.2%増)。東武トップツアーズは国内旅行が2割伸びたほか、外国人旅行も1割近く増加した。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の1月取扱額46%減 19年比 海外旅行は70%減 2社がプラス
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