2023年5月8・15号>民泊解禁5年の様相 管理業者の要件緩和で担い手は
2023.05.14 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/04/TJ230508.jpg)
民泊はこの5年で様相が大きく変化しました。空き家問題の解消に通じ、地域の文化を肌で感じられる滞在スタイルといった認識や期待が広がったためです。
今年度に予定されている規制緩和により、不動産事業者だけのものだった管理事業が宿泊事業者や旅行会社、DMOなどに開かれます。
敵対する存在としてアレルギーを抱く時代は過ぎました。それは世界経済フォーラムの旅行・観光開発指数で民泊物件数が評価指標に加えられことからも分かります。
観光業界に訪れる新たなチャンス、どう生かしますか?
【特集】
*民泊解禁5年の様相
管理業者の要件緩和で担い手は
民泊が解禁となってから6月で丸5年が経過する。この間、民泊の普及は進んだが、コロナ禍で負ったダメージも大きい。国は観光再興をにらみ、住宅宿泊管理業者の登録要件を緩和する方針だ。これにより家主不在型の民泊の増加が期待されるが、この規制緩和は観光にどう作用するのか。
▽民泊の現在地
▽民泊事業適正化への視点
小池修司(弁護士)
▽農泊とのシナジー
上山康博(百戦錬磨代表取締役社長/日本ファームステイ協会代表理事)
▽遊休資産活用の視点
井上幸一(地域観光資源開発推進機構代表理事)
誌上採録
*観光データの読み解き方と活用
堀江卓矢氏(京都市観光協会DMO企画・マーケティング専門官)
注目のニュース
GoTo不正受給5社の処分解除
訪日旅行単価、19年比44%増
富裕層の旅行、家族や社交が鍵
韓国線復便で関西好調
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『CEOのためのサミット』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年1月27日号>訪日4000万人時代の評価 産業界の地位は上がったか
?>
-
2025年1月20日号>キーワードで占う2025年2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
?>
-
2025年1月6・13日号>ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
?>
-
2024年12月23・30日号>ニュースで振り返る2024年 円安がもたらした正と負のインパクト
?>
-
2024年12月16日号>ナイトライフ復活なるか 東京の夜をもっと楽しく
?>
-
2024年12月9日号>奮闘する地銀 観光分野で増す存在感
?>
-
2024年12月2日号>廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
?>
-
2024年11月25日号>次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待