2月の百貨店外客売上高4.1倍 19年比46%減に回復 客数25倍
2023.04.17 00:00
日本百貨店協会が取りまとめた88店舗の2月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比314.3%増の約173億円となった。水際対策の緩和と円安の効果により、購買客数が約25倍の約16万人と急伸し、売り上げが19年同月比45.7%減まで回復した。
品目別の売上高は、ハイエンドブランドなど一般物品が303.6%増の約153億2000万円、化粧品・食品など消耗品は421.1%増の約19億8000万円。観光客の回復に伴い消耗品の売れ行きが好調で、売上高全体に占める比率は2.4ポイント増えて11.5%となった。
ただし、1人当たり購買単価は83.7%減の10万8035円。単価の低い消耗品が伸びているため、大幅な減少につながっている。
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