要件満たせば即時に登録DMOへ 観光庁が運用見直し 候補DMO経ずとも
2023.04.17 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/04/man-731900_640.jpg)
観光庁はこのほど観光地域づくり法人(DMO)の登録制度を見直し、候補DMOでなくとも、すべての要件を満たしていれば直ちに登録DMOとなることを可能とした。ガイドラインを改正し、4月から運用を開始した。
DMOの登録要件は、多様な関係者の合意形成、データの継続的な収集・戦略の策定、観光関連事業と戦略の整合性に関する調整・仕組みづくりなど、大きく5つ。そのうち合意形成を図る体制整備、法人格の取得、意思決定の仕組みの構築を行えば、候補DMO に登録される。その後、全要件を満たせば観光庁が登録DMOとして登録する。この仕組みは維持しつつ、候補DMOの段階を省けるようにした。
観光庁は登録DMOの募集を年2回行っている。早ければ6月をめどに予定する次回の募集分から、即時の登録DMOが誕生する可能性がある。
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