鳥取県、メタバース課設置 アバター職員が年中無休で世界にアピール
2023.02.27 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/0306_P07-01_R.jpg)
鳥取県は県庁内に全国初となる架空のメタバース課を立ち上げた。さらに、職員第1号としてAI(人工知能)を搭載したアバター「YAKAMIHIME(八上姫)」を採用した。
八上姫は日本神話「因幡の白兎」に登場する姫で、アバターはそれをモチーフにしたオリジナルキャラクター。メタバースXANA(ザナ)を展開するノーボーダーズが開発した。県は、AI アバター職員を採用することで鳥取の魅力を24時間365日アピールでき、世界中からチャットや音声会話も可能になるとしている。
近年、インターネット上の仮想空間としてメタバースが注目を集めるなか、全国で人口が最少の鳥取県はメタバース空間内での情報発信を通じて鳥取の関心を深めてもらい、メタバース関係人口の創出を目指す。
県では鉄腕アトムとコラボレーションしたカードゲーム「ご当地アトムNFTギャラリー」も開設。ノーボーダーズ、手塚プロダクション、J&J事業創造が行うメタバース空間での遊びを通じて地域の魅力を学ぶ取り組みで、収益の一部は県に寄付される。
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