12月の百貨店外客売上高6倍 19年7割水準に回復 単価減少も客数急伸
2023.02.20 00:00
日本百貨店協会がまとめた88店舗の22年12月の訪日外国人免税売上高は、前年同月比484.7%増の約214億5000万円となった。19年同月の7割まで回復した。10月に水際対策が緩和されて以来、購買客数が月を追うごとに増え、約23倍の約19万人を数えた。
売上高の内訳は、ハイエンドブランドなど一般物品が507.3%増の約192億9000万円、化粧品・食料品など消耗品は338.9%増の約21億6000万円。1人当たり購買単価は74.9%減の約11万円で、観光目的の客数増加に伴い漸減傾向が続き、11月からさらに低下した。
22年通年(1~12月)の売上高は約1142億1000万円。前年比148.5%増で、3年ぶりプラスに転じた。ただし、19年比ではまだ67.0%減にとどまっている。
【あわせて読みたい】11月の百貨店外客売上高5倍 購買客19倍と急増 単価は7割減
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