11月の百貨店外客売上高5倍 購買客19倍と急増 単価は7割減
2023.01.23 00:00
日本百貨店協会がとりまとめた22年11月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比403.2%増の約175億4000万円となった。10月11日の入国規制緩和で購買客数が急回復し、約19倍の約13万人まで増えた。コロナ禍前の19年同月に比べ、売上高は32.9%減と7割近くまで戻っている。
内訳は一般物品が422.6%増の約157億円で全体の89.5%を占める。消耗品は282.3%増の約18億4000万円。
1人当たり購買単価は73.8%減の約12万6000円と漸減傾向にある。入国が商用などに限られ、まとめ買い需要が高まった時から変化し、観光客が戻るにつれて単価が低い消耗品の売り上げが増えつつある。
【あわせて読みたい】10月の百貨店外客売上高4.3倍 水際対策緩和で客数11倍
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