2023年1月2・9日号>観光のレジリエンス 旅行ビジネスの弾力的復元へ
2023.01.01 00:00
抑圧された時間を経て感じる希望に満ちた年明けです。人々の生活は日常を取り戻し、ビジネスも活発化していくでしょう。
そこで問われるのが観光のレジリエンス。弾力性や復元力という意味合いで新春特集のテーマにしました。
その概念は広範ですが着目したのは旅行業を構成する登録数の変遷。第1種や第3種が減少する一方で地域限定旅行業や旅行サービス手配業は数を大きく伸ばしコロナ禍を感じさせない様相。
しなやかに変貌しながら復元を遂げようとする旅行ビジネスの姿が見えてきます。
【特集】
*観光のレジリエンス
旅行ビジネスの弾力的復元へ
2023年は観光のレジリエンスが試される年になる。パンデミックにより荒廃した事業環境から観光・旅行ビジネスは弾力的に復元していかなければならない。一方でコロナ禍という外的要因は旅行業の姿をしなやかに変えつつあるように見える。
▽しなやかに変わる旅行業の姿
▽レジリエンスへの問いかけ
清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
▽レジリエンスのキーワード
▽レジリエンスへの問いかけ
島川崇(神奈川大学国際日本学部教授)
▽欧州ツーリズムのレジリエンス
荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
注目のニュース
竹富町、西表島の観光客数を制限
農村の食の魅力発信、4地域認定
21年の国際会議、29件5.5万人
11月の客室利用率78.6%
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『変わる中国人消費』
コラム
*視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
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