アゼルバイジャン、日本と観光交流で協力 初の商談会で誘客に意欲
2022.12.23 11:31
アゼルバイジャン国家観光庁のフアド・ナギエフ長官率いるミッションが来日し、12月13日に観光庁と観光協力に関する覚書を締結した。日本とアゼルバイジャンの観光交流発展に向けて情報交換を行うほか、観光商品のプロモーションに関して協力していく。
奈良県で開かれた国連世界観光機関(UNWTO)主催のガストロノミーツーリズム世界フォーラムへの参加に合わせて来日。初めて、日本の旅行会社向け商談会やメディア向けプレゼンテーションも東京都内で実施した。
日本からの観光客はまだ少なく、プレゼンテーションでは、同国の基本情報とともに世界遺産やモデルコース、食の魅力、観光客に近年人気のワインを紹介した。スキーやトレッキングといったアウトドアアクティビティーも楽しめる。
アゼルバイジャンは古くから東西交易の要衝としてさまざまな文化が交わり、特に絨毯とワインの生産地として栄えた。近年は産油国としても知られる。首都バクーには、中世の面影をそのまま残す旧市街と多くのモダン建築物が混在している。複数の外資系ホテルの開業を控えるなど、受け入れ体制の整備が進んでいる。
カテゴリ#海外旅行#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
加賀市がワーケーション特典 移動にはライドシェア
-
観光庁概算要求、コロナ前届かず 海外旅行の回復遅く旅客税に反映
-
わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
-
沖縄県民の意識調査、観光客の歓迎度で全域と居住地に差 諸問題に懸念
-
消耗品の上限額撤廃を要望 25年度税制改正 免税制度のリファンド型移行で
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
-
訪日客、過去最速で2000万人到達 2カ月連続の単月記録 中国トップに返り咲き
-
八芳園、訪日・MICEに本格参入 エリアプロデュース事業を開始
-
熱海市、HISと訪日旅行で協定 まず台湾から誘客拡大 人材交流で
-
観光庁、災害情報発信を改善へ 南海トラフ臨時情報で訪日客に届きづらく