主要旅行業者の9月取扱額114%増 国内の回復進む 19年比プラスは2社
2022.12.05 00:00
観光庁がまとめた9月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比114.3%増の2269億9995万円となった。分野別では、海外旅行が569.1%増の383億9418万円、国内旅行が94.2%増の1865億3248万円。外国人旅行は49.9%減の20億7329万円だった。
コロナ禍前の19年同月と比べると、海外旅行は71.9%減、国内旅行は21.0%減で、特に国内の回復が進んだ。外国人旅行は90.7%減。
企業別では、1社を除きすべて前年比プラス。マイナスとなったKNT-CT ホールディングスは国内と外国人旅行の落ち込みが響いて11.1%減。19年比で見ると、東武トップツアーズ(108.9%増)と富士急トラベル(24.9%増)が国内旅行に支えられプラスとなった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の8月取扱額142%増 海外が大幅増 訪日は依然マイナス
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