21年の余暇市場1%増、19年の8割水準 在宅レジャー上位 旅行・ドライブは減少
2022.11.14 00:00

日本生産性本部の余暇総研がまとめた「レジャー白書2022」によると、21年の余暇関連市場規模は55兆7600億円で前年比1.0%増だった。コロナ禍前の19年に比べると77.1%の水準。スポーツ分野が10.7%増と大きく伸びたものの、観光・行楽分野は0.4%増と伸び悩み、娯楽系も0.1%減少した。
参加人口の1位は読書(仕事・勉強除く)。50万人増の3700万人で前年から1つランクを上げた。2位動画観賞、3位音楽観賞と続き、在宅レジャーが上位を占めた。一方、19年までトップだった国内観光旅行は160万人減の3230万人で6位となり、前年の4位からさらに順位を下げた。7位のドライブ(前年5位)は490万人も減少し、遠方への移動を伴う項目は低下が目立った。
このほか、4位の外食、5位のウオーキングが順位を上げたが、いずれも参加人口は減少している。
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