23年のヒット予想1位は国内旅行 博報堂調査 攻めの安近短がキーワード
2022.11.07 00:00

博報堂生活総合研究所がまとめた生活者が選ぶ23年のヒット予想で、国内旅行が1位となった。生活者はいよいよコロナ禍の収束と新しい生活への期待を高めており、訪日旅行解禁や国内の観光支援策が話題になったことが背景にあると見ている。
調査の有効回答は1008人。浮かび上がったのは、生活者がポストコロナ生活を楽しむための手頃で身近な商品・サービスを選んだこと。キーワードは「攻めの安近短」。安近短の代名詞ともいわれる国内旅行はもとより、2位の有料動画配信サービスは近い(自宅や手元で楽しめる)という意識がベースにあると分析する。3位はフードロス削減で、単に安くするだけでなく社会問題解決に目配りができるという点で、攻めの安価という姿勢が感じられるとしている。
国内旅行は男性で2位、女性で1位。性年齢別でも20歳以上は男女とも5位以内にランクインした。海外旅行は全体の12位に顔を見せた。
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