黒部宇奈月キャニオンルート誕生へ 24年度から一般公開

2022.10.24 00:00

 富山県は立山黒部アルペンルートと黒部峡谷を結ぶ新観光ルートの名称を「黒部宇奈月キャニオンルート」に決定した。黒部峡谷鉄道の終点である欅平と黒部ダムを結ぶ約18㎞のルート。トロッコや黒部川第四発電所の建設工事中に活躍したインクラインを乗り継ぎ、電源開発の歴史などを体感できる。24年度から一般公開される。

 目玉となるのは蓄電池機関車で通過する高熱隧道。掘削当時は岩盤の温度が160度を超え、ダイナマイトの自然発光などもあった難所で、現在も約40度の熱を持つ岩盤の熱気や硫黄臭が列車内でも感じられる。長く険しい道をたどった登山者など、限られた人しか見ることができない剱岳を、富山平野とは反対の方向から眺める「裏剱」も体験できる。

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