主要旅行業者の7月取扱額60%増 海外6倍 訪日は95%減
2022.10.10 00:00

観光庁がまとめた7月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比60.5%増の1803億3190万円となった。海外旅行が472.8%増の300億6309万円と他分野に比べ大幅な伸び。19年に比べると81.8%減だが、落ち込みは少しずつ縮小している。ただし、募集型企画旅行は3億3681万円で19年比99.0%減。
外国人旅行は94.5%減の15億2407万円。パッケージツアーでの訪日観光が開始されたが、6月からマイナスが拡大した。東京五輪があった前年の反動とみられる。国内旅行は87.3%増の1487億4474万円で、19年比では34.3%減。
企業別では、海外留学のエスティーエートラベル(1334.7%増)と読売旅行(916.7%増)が大幅な伸び。19年比では富士急トラベルが唯一プラスだった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の6月取扱額3.7倍 規制緩和で海外5倍 訪日は減少
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