主要旅行業者の6月取扱額3.7倍 規制緩和で海外5倍 訪日は減少
2022.09.12 00:00
観光庁がまとめた6月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比271.0%増の1990億2549万円となった。水際対策の緩和により、海外旅行が393.0%増の237億3948万円と分野別最大の伸び。ただし、19年同月比では85.3%減。募集型企画旅行の再開も進んだが、取扱人数は341人にとどまった。
外国人旅行は13.7%減の17億2048万円。観光目的が認められたものの実際の旅行に結びついていない。一方、国内旅行は270.6%増の1735億6552万円で、19年比20.8%減まで回復が進んだ。
全社が大幅増となるなか、阪急交通社(954.6%増)と読売旅行(1270.9%増)が群を抜く。19年比では、東武トップツアーズと富士急トラベルがプラスを確保した。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の5月総取扱額3.8倍 帰国後隔離緩和で海外旅行改善
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