2022年8月8日号>農泊と分散型ホテル オスピタリタ・ディフーザの可能性
2022.08.07 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/TJ220808-1-726x1024.jpg)
分散型ホテルと訳されるアルベルゴ・ディフーゾは日本でも概念が浸透してきました。一方、派生形のオスピタリタ・ディフーザはといえば、耳慣れない人は多いと思います。
それがまさか農泊と結び付こうとは。気が付けば、オスピタリタ・ディフーザを目指す農泊推進地域が現れています。世界初認定が日本で生まれるか、注目されるところ。
施設整備が伴う地域振興には関係者の理解醸成や資金調達がやはり課題で、プロジェクトのけん引者の頑張りに支えられているとあらためて気づかされました。
【特集】
*農泊と分散型ホテル
オスピタリタ・ディフーザの可能性
農泊の推進に取り組む市町村でイタリア発祥のオスピタリタ・ディフーザの概念を取り入れて地域振興を図る動きがある。農泊に通ずる発想を持ち、日本の農山漁村の特性にも合致するとあって、注目を集めている。イタリア流の取り組みは日本の農泊をどのように進化させ得るのか。
▽農泊と分散型施設の好相性
▽可能性見いだす地域
▽アフターコロナへの視点
藤井大介(大田原ツーリズム代表取締役社長)
▽農泊のエコシステムづくり
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
論文
*アメリカ・カリフォルニア州における観光事業の歴史【1】
宮崎裕二(東洋大学国際観光学部准教授)
注目のニュース
訪日観光、多くが個人旅行解禁待ち
キャンプ人口23%増、市場に定着
国際線旅客、21年度倍増も低水準
4月の出入国者、伸び拡大
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『人口120人のパープルアイランド』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
?>
-
2024年7月15日号>訪日客のマナー問題再び 歴史的円安で変わる客層への対策
?>
-
2024年7月8日号>観光の趨勢と日本の競争力 世界3位が示すもの
?>
-
2024年7月1日号>数字でつかむ地域の観光 都道府県の予算、宿泊者数、観光消費
?>
-
2024年6月24日号>DMO連携の時代 地域発展の新たな手法
?>
-
2024年6月17日号>ツーリズムの現在地と未来 時代の転換期に探る産業のこれから
?>
-
2024年6月10日号>脱ダイナミックパッケージ 新たな選択肢を探る時
?>
-
2024年6月3日号>GWの海外旅行商戦総括 予測どおり回復基調に乗ったか
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く