旅行促進へメタバースの役割増加 83%が購買に興味
2022.05.23 00:00
アクセンチュアの調査によると、消費者は仮想商品や体験を購入することにますます関心を持っている。同社が16カ国で1万1000人以上の消費者を調査したところ、64%が過去1年間で仮想製品を購入したか、仮想体験を楽しんだことがわかった。83%がメタバース経由での購買に興味を示している。さらに42%が仮想世界の小売業者を訪れてアドバイスを求めたり購入をしており、また56%がそうした行為を計画していると回答した。
消費者の50%はすでに宿泊やアクティビティーなど旅行体験を購入しているか、購入に興味を持っている。ミレニアル世代は割合が55%に上昇、ベビーブーム世代は29%と低かった。
エミリー・ヴァイス旅行業界担当シニアマネージングディレクターは、「メタバースは物理的な移動に取って代わるものではなく、包括的な体験を補完するもの。バーチャルファーストクラスの座席に座ったり、ラウンジを体験したりするオプションを提供することで、旅行前に人々を刺激する機会が開かれる」と述べている。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「THE INCREASING WAYS THE METAVERSE PLAYS A ROLE IN TRAVEL」
【あわせて読みたい】22年はメタバース移行が進展 ユーロモニターのトレンド予測 ディズニー、メタバース検討 仮想世界シミュレーターの特許取得 大阪版メタバース開業 街の雰囲気を再現 バーチャル渋谷と往来可能
カテゴリ#観光マーケティング#新着記事
-
?>
-
JALサ旅をグローバル展開 第1弾はヘルシンキ 国内約4割増と好調
?>
-
25年の法人旅行、費用上昇緩やか CWT・GBTA予測 航空券は0.6%増
?>
-
韓国人の旅行、日本での支出増 ビザ調査 費目トップは買い物
?>
-
Z世代は旅行もタイパ重視 SNSで見てすぐ出発 行動は迅速
?>
-
旅行者の3割が環境配慮を軽視 ブッキング・ドットコム調査 ネガティブ思考が新たな課題に
?>
-
アーティストの追っかけ渡航が増加 エアビーの宿泊利用動向 テイラー・スイフトは70%増
?>
-
仕事より余暇重視派66%に レジャー白書 潜在需要1位は海外旅行
?>
-
人生に不可欠な“遊び”の場を訴求 カリフォルニア観光局、ブランド刷新で
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking