ちょいのりmobi本格始動 ウィラーとKDDI、合弁事業で全国展開へ
2022.05.09 00:00
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自転車やマイカーに代わる移動手段として、エリア定額乗り放題「mobi(モビ)」を提供するCommunity Mobilityが事業を正式に開始した。同社はウィラーとKDDIによる合弁会社で、半径約2kmの生活圏内で利用する定額制のちょいのりサービス。アプリや電話で配車手配ができ、AI(人工知能)を使ったルーティングで予約状況や道路の混雑状況に応じた最適なルートを選び、効率の良い移動を提供する。
ウィラーがサービスを立ち上げ、実証実験を経て東京・渋谷など5エリアで先行実施していたが、KDDIの持つ自治体とのネットワークやデータ活用の知見を生かし、全国展開へ向けて本格始動する。まずは22エリアで地域の課題とニーズを調査し、サービス化を進める。自動車免許返納者の移動や家族の送り迎えの代替、2次交通の役割などを担う。吉本興業、イオンタウン、イーオンと提携して新たな需要も掘り起こす。
料金は30日間定額で1人目が5000円。同居家族6人まで利用登録が可能で1人500円の追加。1回ずつの乗車(大人300円/子供150円)もできる。
【あわせて読みたい】ウィラーが定額オンデマンド交通 2㎞圏でちょい乗り、提携事業者募り全国展開 ウィラー、関電とEV開発へ mobiを電動化 脱炭素社会に対応
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