ウィラー、関電とEV開発へ mobiを電動化 脱炭素社会に対応

2022.02.14 00:00

 ウィラーは関西電力と次世代モビリティ事業に関する業務提携を結んだ。近距離定額乗り合いサービスmobi(モビ)の車両を電動化することなどが柱。50年のカーボンニュートラル達成に向け、モビリティの電動化や再生可能エネルギーの活用などへ社会の期待が高まっている。エネルギーとモビリティを組み合わせた新たな事業を検討る。

 モビはマイカーや自転車に代わるオンデマンド型の移動サービス。自宅から2㎞圏内の利用を想定し、京丹後市や東京都豊島区・渋谷区などで昨年から運行している。今後、この車両を電気自動車(EV)にしていく考え。関西電力は再生可能エネルギーやワイヤレス充電など、エネルギー供給とそれを最適化するシステムの開発などを推し進めていく。

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