2月の百貨店外客売上高3.6%減 客数約4割減で6カ月ぶりマイナス
2022.04.25 00:00

日本百貨店協会がまとめた2月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比3.6%減の約41億7000万円となり、6カ月ぶりのマイナスに転じた。1人当たりの購買単価は57.9%増の約66万1000円と高止まりの状況にあるが、購買客数が38.9%減少した。観光目的の訪日が再開に至っていないため、購買客はビジネス目的の訪日客などに限られ、4カ月連続で減少。マイナス幅も月を追うごとに拡大している。
売上高を品目別に見ると、ハイエンドブランドや服飾品など一般物品が20.7%増の約37億9000万円で全体の90.9%を占めた。これに対し、化粧品・食料品など消耗品は67.9%減の約3億8000万円だった。
【あわせて読みたい】1月の百貨店外客売上高12.5%増 客数2割減も単価上昇で下支え
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#訪日外国人消費#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
ニセコ、訪日客の寄付金で課題解決へ 返礼品に体験型ご当地ギフト
-
訪日客増、石川で顕著も能登復興遠く 観光庁が復興計画を支援 地域の意向反映
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き
-
観光政策と気候行動の統合 バクー宣言が意味するもの
-
地銀2行、静岡・山梨周遊促進で連携 まずフィリピンの富裕層に照準
-
24年の国際旅行者は14億人 コロナ前に回復 フランス1億人超
-
『赤と青のガウン オックスフォード留学記』 プリンセスの体験談がめっぽう面白い
-
国際会議誘致・開催貢献賞に福岡市や岐阜市 JNTOが9件選出
-
HISと子会社、雇調金64億円返還へ 誤りと虚偽申請で 矢田社長「理解と指導が不足」
-
東京観光公式サイトでチケット販売 歌舞伎や文化体験など 1週間先の公演も