倶知安町、旅先納税を本格運用 飲食・宿泊に使えるクーポン発行 実証実験に手応え
2022.04.11 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/04/0418_P07-01_R.jpg)
倶知安観光協会は旅先納税事業「倶知安e 街ギフトKU-KURU」を3月22日から本格的に開始した。ふるさと納税の納税額に応じて旅行者が倶知安町で利用できる電子クーポンを発行する。
クーポンは納税日から180日間有効。寄付後、メールで送られてくるクーポンを対象店舗で見せ、電子スタンプを押してもらえば利用できる。3月28日時点で使用可能店舗は飲食、宿泊、アクティビティーなど約90店。
倶知安町は、21年度冬シーズンに同事業の実証実験を3カ月間実施。その結果、964万5000円のふるさと納税があり、電子クーポンの利用総額が約282万9000円となるなど、旅行者、加盟店、地域のいずれにも好評で本格運用を決めた。
町は「夏はラフティングや登山に散策、冬はスキーやスノーボードなど、旅先納税を活用してニセコエリアの旅を通年で楽しんでほしい」と話している。
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