秋葉原にコミュニティー通貨 セガや神田明神など導入40カ所超に
2022.02.28 00:00
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東京・秋葉原にコミュニティー通貨「まちのコイン(通貨名アキコ)」が導入された。アミューズメント施設運営のジェンダギーゴエンタテインメントが運営する。2月21日現在でセガ4店舗のほか、神田明神、秋葉原ワシントンホテルをはじめ、41地点で利用でき、今後増加する見通し。
まちづくり事業などを手掛けるカヤックが提供する電子地域通貨サービスを利用する。スマホアプリをダウンロードし、QRコードを介して非接触でコインの利用と獲得が可能。換金はできず、地域とのつながりの促進を目的に活用される。
たとえば、秋葉原ワシントンホテルでの朝食ビュッフェで200アキコ、食べ切れなかった料理をお弁当に詰めたTABETEを購入すると100アキコがもらえる。人気のメイドカフェ「リリアンプリアン」では、神田明神の勝守を持参すると500アキコでおまじないをしてくれるなど、各店舗が秋葉原らしい体験を提供する。
加盟店舗間の相互送客と新たな顧客体験価値の創出を促進し、観光需要の喚起を目指す。
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