主要旅行業者の9月取扱額2.0%増 国内旅行マイナス、GoToの反動
2021.12.06 00:00
観光庁がまとめた9月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比2.0%増の934億5904万円となった。このうち国内旅行はGoToトラベルキャンペーンが実施された昨年の反動で5.2%減の836億2441万円。一方、海外旅行は98.6%増の57億5480万円、外国人旅行は703.2%増の40億7982万円といずれもプラスだが、19年同月比では特に海外が96.7%減と厳しい状況に変わりない。
企業別で前年を上回ったのは21社と半数以下だった。大手の中では、KNT-CTホールディングスが唯一のプラスで210.2%増。東京五輪関係者の輸送で国内一般団体が伸びた。そのほか、海外留学のエスティーエートラベルが343.7%増、国内旅行が牽引したウィラーが200.2%増と伸びが顕著だった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の8月取扱額17.8%増 GoToなく伸び鈍化、19年比は8割減
カテゴリ#観光統計#新着記事
キーワード#主要旅行業者#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く