7~9月の国内旅行消費額2割減 再びマイナス 感染拡大で旅行者数も減少
2021.11.29 00:00
観光庁によると、7~9月の日本人国内旅行消費額(速報値)は前年同期比19.7%減の2兆3313億円と再びマイナスとなった。4~6月はコロナ禍の打撃を受けた前年同期の反動増で19年10~12月以来のプラスに転じていた。マイナス成長は8月から緊急事態宣言等の対象地域が拡大されたことや前年にGoToトラベルが実施された影響もありそうだ。宿泊旅行は18.5%減の1兆8347億円、日帰り旅行は23.8%減の4965億円。
延べ旅行者数も23.2%減の6615万人とマイナス。このうち宿泊旅行は22.2%減の3606万人、日帰り旅行は24.3%減の3009万人だった。
一方で1人1回当たりの旅行支出は4.5%増の3万5241円と4~6月に続くプラス。このうち宿泊旅行は4.7%増の5万877円、日帰り旅行は0.6%増の1万6502円と2期連続で増えた。
【あわせて読みたい】4~6月の国内旅行消費額8割増 旅行者数は7割増、宿泊旅行が健闘
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